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リフォームプランナーのご提案~屋根編~

春日部のシンセイは、外壁・屋根、水廻り(キッチン・お風呂・トイレ)など、さまざまなリフォームを承ってい工務店。専門知識をもつリフォームプランナーが、一つひとつのお住まいに合わせたご提案を行います。こちらでは、当社の「リフォームプランナーのご提案事例~屋根編~」をご紹介します。

リフォームプランナー 福田 清

漆喰の剥がれや屋根の劣化は塗り替え・葺き替えのサイン

瓦屋根のお宅の場合、隙間を埋めたり、瓦を接着したりする「漆喰」の劣化に要注意です。漆喰が劣化して剥がれていってしまうと、接着剤としての効果がなくなり瓦がずれてきてしまいます。美観を損なうだけでなく、屋根の保護が弱くなってしまうリスクもあるというわけです。

また、漆喰は瓦と瓦の隙間を埋める役割も果たしていますから、剥がれてしまえば水の浸入を許すことにもなります。木は水に濡れると劣化が急激に早まりますので、こうした状態は好ましくないんです。

これは屋根材自体の劣化にも言えることです。もし屋根材が剥がれていたり劣化していたりすると、雨水がどんどん入っていって雨漏りになってしまうこともありますので、早急な対処が必要です。

リフォームプランナーからのご提案

漆喰が剥がれているものの、瓦自体はさほど劣化していない場合は、漆喰の補修のみをご提案します。瓦が劣化している場合、瓦屋根によほどのこだわりがあるお客様でなければ、「ガルバリウム剛版」の屋根材をご提案することが多いですね。

ガルバリウム鋼板は、瓦に比べて10分の1程度の軽さなので、建物への負担を軽くすることができたり、それによって耐震性がアップしたりと、メリットが多いんです。また断熱性や遮音性にもすぐれているなど、機能が充実しているのが魅力です。

実際に屋根の葺き替えを行う際は、とくに防水に力を入れます。「ルーフィング」という板紙にアスファルトを染み込ませた防水材を丁寧に敷いて防水処理を万全にしたあと、屋根材の施工に移るようにします。

ついつい住宅を見てしまう

リフォームプランナーとしてお住まいに関するご提案をするようになってから8年ほど経ちますが、今ではすっかり、散歩中に住宅の屋根のあたりを眺めてしまうクセがついてしまいました。職業病ですね(笑)。もともと世話焼きなので、住宅に悪いところを見つけると思わずアドバイスをしたくなってしまうようなところもあります。この仕事をするうえではこういう気持ちは役に立っていると思います。

リフォームプランナーは「きっかけを作る」仕事

住宅は生活の根幹を支えるものですから、快適な場所でありたいものです。私たちは春日部のリフォームプランナーとして、地域のみなさんに快適な暮らしをしていただきたいと思っていますし、この仕事は、その小さなきっかけを作る仕事だと思っています。

例えば、屋根のトラブルでとくに多いのが「雨漏り」です。でも、「家が雨漏りしている」というのは、業者であっても言いづらいことだったりするんです。とはいえ、言いづらいからといって、さらに放置したらもっと困ったことになってしまいますよね。だからこそ、私たちから積極的に「ご用聞き」するのが大切だと思っています。当社は地域密着の会社なので、顔見知りの方も多くなってきました。これからも地域のみなさんに信頼していただき、気軽にご相談いただけるリフォームプランナーを目指していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。